須賀川市民交流センター"tette"準備企画「すかがわ、めぐるめく」第3号(秋・冬)2018.01.10

福島県須賀川市のまちなかに、図書館と公民館と子育て支援、市民活動団体等支援、市民交流、賑わい創出など、多くの機能を有する複合施設として新しくできる、須賀川市民交流センター“tette”。準備企画のひとつとして、2016年の春に創刊号が発行されたPR冊子「すかがわ、めぐるめく」は、今号で3号目になります。
新しい取り組みとして、市内で子育てに関する情報やコンテンツを企画する、市民活動団体 mammy’s gardenの女性たち6名と「子育て支援」を特集に取り上げたページを作りました。(P9~11)

インタビューページ「会いたいひとに会いにゆく」(P6-7)は、須賀川市出身で、現在は東京で、脚本家としてドラマ『チーム・バチスタ』シリーズや、『家族のカタチ』、『銭の戦争』、『嘘の戦争』、また映画では『神様のカルテ』など、人気作品の脚本を数多く手がけてきた後藤法子さん。

そして、まちなかで開催されている活動を紹介する「ふれあう街」では、「すかがわ子ども食堂わらりら」を運営する市民ボランティア団体kokoyoriのみなさんを取材しました。(P14)

今回は、偶然にも、活躍する沢山の女性たちに出会うことが続きました。女性ならではのしなやかさで軽やかに活動をする姿とは別に、お話しを伺って初めて知る、いまに至るまでの決断と一歩を踏み出してきた姿。取材しながら感じた女性たちの印象は、たくましくてキュート。そして、母親としてだけでなく、会社や組織の一員としてだけでもなく、ひとりの女性としての生き方を常に考え、前を向いている姿に、こちらもむくむくと力が湧いてきました。新しくできる市民交流センター”tette“もまた、そんな女性たちの感性と響き合い、豊かさをサポートする場所になったらいいなと心から思うのでした。

表紙の撮影では、工事現場の近くにある「天泉こども園」に通う年中クラスの子どもたちがお散歩コースの途中で協力してくれました。「おはよ〜ございますっ!」と声を揃えて登場してくれた、子どもたちの元気な笑顔は、須賀川の宝もの。子どもたちの動きを観察しながら静かにシャッターを押すのは、写真家の村越としやさん。「いい写真、撮れた気がします」撮影後にひとこと。子どもたちと共に成長する施設の未来を思い描ける、そんな表紙になりました。
須賀川市民交流センター"tette"準備企画
「すかがわ、めぐるめく」第3号(2017 / 秋・冬)
もくじ
02 はじめに
03 須賀川市民交流センターについて
設計と工事現場から②建築家・畝森泰行さんに聞く、「すかがわトーク」の目的
04 「一緒につくる、考える」ワークショップレポート
05 tetteパートナーズクラブ設立準備会レポート
06 会いたいひとに会いにゆく 第三回後藤法子さん(脚本家)
08 いま出会う風景③ 須賀川市立長沼中学校 小林叶実さん
09 須賀川で子どもを育てるということ
1 2 わたしの図書カード03 清水麻美さん(福島県立須賀川桐陽高校 主任学校司書)
1 3 あなたへの一曲03 青津欽一さん(アコースティックタウン ぷかぷか)
1 4 ふれあう街②すかがわ子ども食堂わらりら
1 5 編集後記
1 6 POINT OF VIEW 定点からの記録 随想リレー③
文・渡邉裕司(市民交流センター建設工事代理人)、写真・村越としや
発行人:須賀川市市民交流センター整備室
企画・編集・制作:stillwater
アートディレクション:畔柳仁昭(株式会社サザランド)
表紙写真:村越としや(写真家)
イラスト:濱愛子
中ページ写真:星野有樹(P3、P4、P5、P6-7、P8、P9、P12-13、P14、P15)
柳沼涼子(P10-11)
文:大曲智子(P3、P6-7、P12-13、P14)
協力:石本・畝森特定設計建設工事共同体
アカデミック・リソース・ガイド株式会社
印刷・製本・株式会社星総合印刷
発行元:福島県須賀川市
下記より過去の号の全ページがご覧いただけます。
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すかがわ、めぐるめく 第2号(2016 秋・冬)
http://www.city.sukagawa.fukushima.jp/9929.htm
すかがわ、めぐるめく 創刊号(2016 春)
http://www.city.sukagawa.fukushima.jp/9928.htm
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